昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利横ばい・原油高の相場展開となった。原油WTIは63.2ドルまで約0.48%上昇。一方の天然ガスは前日から約1.3%低下し、3.70ドル台へと落ち込んだ。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、特に下げ幅の大きかったゴールドは、前日から0.70%低下。3,354ドル台での推移に留まった。
為替市場は、本日の政策金利発表を前に、加ドルが対円で上昇した。加ドル円は103.822から105.029まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足では200SMAが下値サポートとして機能しており、日足ではRSIが49から57へと上昇。ボリンジャーバンドも中心線が上向いている。
本日の指標は、10:30に豪・実質GDP、16:55に独・非製造業PMI、17:00に欧・サービス業PMI、17:30に英・サービス業PMI、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:15に米・ADP雇用者数、21:30に加・労働生産性、22:45に米・PMI購買担当者景気指数、加・BOC政策金利と声明発表、23:00に米・ISM非製造業景気指数、23:30に米・週間原油在庫、加・マックレムBOC総裁の記者会見、27:00に米・地区連銀経済報告(ベージュブック)が発表予定となっている。本日のBOC政策金利発表にて加ドルがどう動くのか、方向性に注目したい。