昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは62.7ドルまで約0.58%上昇。天然ガスにいたっては前日から5.25%急騰。3.72ドル台まで値を上げた。主要貴金属5銘柄は銅以外が上昇となり、特に上げ幅の大きかったシルバーは、前日から3.00%上昇。34.1ドルを回復した。
為替市場は、豪ドル・NZドルともにオセアニア通貨が米国時間で最強となった。NZドル円は85.732から86.233まで上昇。時間足20MAをまたいでの値動きが見られた。4時間足では200SMAに下値をサポートされており、日足では頭上に控えている200SMAの上値抵抗帯突破を試みている最中だ。
本日の指標は、10:30に豪・経常収支、豪・RBA議事録公表、12:35に日・10年債入札、16:50に日・植田日銀総裁の発言、18:00に欧・消費者物価指数、欧・雇用統計、18:30に南ア・実質DGP、23:00に米・製造業新規受注、米・JOLTS求人、米・耐久財受注、22:45に米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言、26:00に米・クックFRB理事の発言が予定されている。米国時間で強含んだオセアニア通貨の持続力を慎重に静観したい。