先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄のうち2銘柄が下落となり、株安・金利横ばい・原油安の相場展開となった。原油WTIは60.7ドルまで約0.17%下落。天然ガスは前日から2.2%低下。3.45ドル台まで落ち込んだ。主要貴金属5銘柄は銅以外が下落となり、唯一上昇した銅は、前日から0.7%値を上げ4.70ドル台へと回復した。
為替市場は、5月30日に発表された米・ミシガン大消費者信頼感指数が、前月の50.8から52.2に回復したにも関わらず、米ドルが対円で下落した。米ドル円は144.420から143.428まで下落。時間足長短MA密集地帯にてローソク足を低下させた。4時間足ではボリンジャーバンド+3σからの反落が入っており、日足ではRSIが44付近へと収斂している。
本日の指標は、8:50に日・設備投資、15:00に英・ネーションワイド住宅価格、16:555に独・製造業PMI、17:00に欧・製造業PMI、17:30に英・消費者信用残高、英・マネーサプライ、17:30に英・製造業PMI、22:45に米・PMI購買担当者景気指数、23:00に米・ISM製造業景気指数、米・建設支出、25:45に米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言、26:00に米・パウエルFRB議長の発言が予定されている。上値が重くなった米ドルの月初の値動きを慎重に見極めたい。