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月末リバランスによる反転の値動きに要警戒か

月末リバランスによる反転の値動きに要警戒か

月末リバランスによる反転の値動きに要警戒か
2025.05.30
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本日のポイント
  1. 米・シカゴ購買部協会景気指数
  2. 豪・住宅建設許可

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは節目の60ドル台こそ維持しているものの、約2.3%下落。60.8ドル台で推移した。天然ガスも同様に低下し、3.54ドル台まで落ち込んだ。主要貴金属5銘柄は銅以外が上昇となり、唯一下落した銅は、前日から0.15%低下。4.66ドル台へと値を下げた。

為替市場は、ユーロが米国時間で最強となった。ユーロ米ドルは1.1210から1.1383まで上昇。時間足ボリンジャーバンド-3σから+2σまで回復した。4時間足では200EMAタッチにて反発が入っており、日足では20MAに下値をサポートされる形で価格が上向いている。月末最終日にユーロの強さが維持されるのか、方向性に注目したいところだ。

本日の指標は、7:45にNZ・住宅建設許可、8:30に日・雇用統計、日・東京消費者物価指数、8:50に日・鉱工業生産、日・百貨店/スーパー販売額、10:30に豪・住宅建設許可、14:00に日・住宅着工件数、21:00に独・消費者物価指数、21:30に加・実質GDP、米・個人所得、米・卸売在庫、22:45に米・シカゴ購買部協会景気指数、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数が発表予定となっている。月末リバランスによる反転の値動きに十分警戒したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。