昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄が祝日のため休場となり、金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは61.2ドルまで約0.92%低下。天然ガスも同様に低下し、3.70ドル台まで落ち込んだ。主要貴金属5銘柄はすべてが下落となり、特に下げ幅の大きかったパラジウムは、前日比マイナス2.10%の992ドル台での着地となった。
為替市場は、アジア時間終盤から米国時間にかけて日本円が弱含んだ。米ドル円は142.415から143.047まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足ではボリンジャーバンド-2σからの反発が入っており、日足ではRSIが40からの反発が入っている。本日の米国時間でも日本円が軟化していくのか、注視したい。
本日の指標は、8:50に日・企業向けサービス価格指数、15:00に独・GFK消費者信頼感指数、18:00に欧・消費者信頼感指数、欧・景況感指数、21:30に米・耐久財受注、22:00に米・住宅価格指数、米・S&P/ケースシラー住宅価格、23:00に米・コンファレンスボード消費者信頼感指数、23:30に米・ダラス連銀製造業活動指数、25:20にスイス・シュレーゲルfSNB総裁の発言が発表予定となっている。弱含んだ日本円の回復余地を慎重に見極めたい。