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RBA直後から米国時間にかけて最弱となった豪ドルの反発余地に注目か

RBA直後から米国時間にかけて最弱となった豪ドルの反発余地に注目か

RBA直後から米国時間にかけて最弱となった豪ドルの反発余地に注目か
2025.05.21
本日のポイント
  1. 英・消費者物価指数
  2. 南ア・小売売上高

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは前日から約1.75%上昇。63.1ドルをタッチした。天然ガスにいたっては前日から約7.87%急騰。3.38ドル台まで値を上げた。主要貴金属5銘柄はすべてが上昇となり、特に上げ幅の大きかったプラチナは、前日から4.2%上昇し1,049ドル台で推移した。

為替市場は、昨日政策金利が0.25%引き下げられたことで、豪ドルがアジア時間から米国時間終盤にかけて最弱となった。豪ドル米ドルは0.6458から0.6392まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足ではボリンジャーバンド+2σからの反落が入っており、日足では200SMA直下にて方向感を模索している。

本日の指標は、8:50に日・通関ベース貿易収支、9:30に豪・Westpac先行指数、15:00に英・消費者物価指数、英・小売物価指数、17:00に南ア・消費者物価指数、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、南ア・小売売上高、23:30に米・週間原油在庫、25:15に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、25:20に米・ボウマンFRB理事の発言、26:00に米・20年債入札が発表予定となっている。RBA直後から米国時間にかけて最弱となった豪ドルの反発余地に注目したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。