loading
search

RBA利下げにて低下した豪ドルの下値余地に要警戒か

RBA利下げにて低下した豪ドルの下値余地に要警戒か

RBA利下げにて低下した豪ドルの下値余地に要警戒か
2025.05.20
NEW
本日のポイント
  1. 欧・消費者信頼感指数
  2. 加・消費者物価指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは61.9ドルまで前日から0.5%ほど上昇。一方の天然ガスは前日から3.5%以上低下し、3.12ドル台へと落ち込んだ。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇したプラチナは、前日から1.49%上昇。1,006ドル台を回復した。

為替市場は、本日発表された豪・RBA政策金利発表にて、政策金利が4.10%から3.85&に引き下げられたことで、豪ドルが対円で下落した。豪ドル円は93.835から92.537まで下落。時間足RSIが64から30まで落ち込んだ。4時間足では200EMAのサポートラインを下回り、日足ではサポートされていた20MAを下回っている。

本日の指標は、13:30に豪・RBA政策金利と声明発表、14:30に豪・ブロックRBA総裁の記者会見、15:00に独・生産者物価指数、17:00に欧・経常収支、21:30に加・消費者物価指数、22:30に米・コリンズ:ボストン連銀総裁の発言、23:00に欧・消費者信頼感指数、26:00に米・ムサレム:セントルイス連銀総裁の発言、翌7:45にNZ・貿易収支が発表予定となっている。RBA利下げにて低下した豪ドルの下値余地に十分警戒したい。

author

著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。