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大きく反落した豪ドル米ドルの下伸性に注意か

大きく反落した豪ドル米ドルの下伸性に注意か

大きく反落した豪ドル米ドルの下伸性に注意か
2025.05.13
NEW
本日のポイント
  1. 米・消費者物価指数
  2. 英・BRC既存店売上高

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは61.7ドルまで前日から約0.86%上昇。一方の天然ガスは前日から約1.57%低下し、3.69ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はすべてが下落となり、特に下げ幅の大きかったパラジウムは前日から約4.8%低下。937ドルまで値を下げた。

為替市場は、豪ドルが対米ドルで下落した。豪ドル米ドルは0.6460から0.6357まで下落。時間足ボリンジャーバンド+3σから-3σまで低下した。4時間足では200EMA直下まで価格が落ちており、日足では200SMAラインからの反落が入っている。このまま豪ドルが対米ドルで軟化していくのか、方向性に注意したいところだ。

本日の指標は、8:01に英・BRC既存店売上高、8:50に日・マネーストック、日・日銀金融政策決定会合における意見の公表、9:30に豪・Westpac消費者信頼感指数、10:30に豪・NAB企業景況感、15:00に英・雇用統計、17:45に英・ピルMPC理事の発言、18:00に独・ZEW景況感指数、独・ZEW景況感指数、18:30に南ア・雇用統計、21:30に米・消費者物価指数、23:10に英・ベイリーBOE総裁の発言が予定されている。大きく反落した豪ドル米ドルの下伸性に十分注意したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。