昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利横ばい・原油横ばいの相場展開となった。原油WTIは69.6ドル付近で推移。一方の天然ガスは前日から1.22%ほど上昇し、3.90ドル台まで値が伸びた。主要貴金属5銘柄は銅以外が上昇となり、唯一下落した銅は、前日から2.85%低下し5.08ドル台まで落ち込んだ。
為替市場は、米国時間にかけて日本円が最弱通貨となった。ユーロ円は161.383から163.359まで上昇。時間足RSIが30から70まで上向いた。4時間足では75MAに下値をサポートされての反発が入っており、日足では200SMAの上値抵抗帯を上抜けるかの最中にいる。このまま円安傾向が継続していくのか、週末米国時間での値動きに警戒したい。
本日の指標は、8:30に日・東京消費者物価指数、16:00に英・貿易収支、英・実質GDP、英・経常収支、英・小売売上高、独・GFK消費者信頼感指数、17:55に独・雇用統計、19:00に欧・消費者信頼感指数、21:30に加・実質GDP、米・個人所得、米・PCEデフレータ、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数、25:15に米・バー:FRB議長の発言が予定されている。弱含んだ日本円が回復するのか、月末金曜日の値動きを注視したい。