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対ユーロで弱含んだ米ドルの回復性を注視か

対ユーロで弱含んだ米ドルの回復性を注視か

対ユーロで弱含んだ米ドルの回復性を注視か
2025.03.19
本日のポイント
  1. 米・FOMC政策金利と声明発表
  2. 日・機械受注

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利横ばい・原油安の相場展開となった。原油WTIは前日から1.5%低下し66.5ドルまで落下。一方の天然ガスは前日から1.5%上昇し、4.09ドルまで回復した。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇した銅は前日から0.95%上昇。5.02ドル台まで伸びた。

為替市場は、昨日発表された米・2月生産者物価指数(PPI)が、前年比で前月の1.9%から2.0%へ0.1ポイント上昇し、市場予想の1.5%を上振れたにも関わらず、米ドルが対ユーロで下落した。ユーロ米ドルは1.0893から1.0954まで上昇。時間足75MAに下値をサポートされての上伸となった。日足では今月高値を更新しており、3日続伸。昨年10月以来の水準に到達している。

本日の指標は、8:30に豪・westpac先行指数、8:50に日・機械受注、日・通関ベース貿易収支、日・鉱工業生産、12:00前後に日・BOJ政策金利と声明発表、15:30に日・植田日銀総裁の記者会見、17:00に南ア・消費者物価指数、19:00に欧・消費者物価指数、20:00に南ア・小売売上高、米・MBA住宅ローン申請指数、23:30に米・週間原油在庫、27:00に米・FOMC政策金利と声明発表、27:30に米・パウエルFRB議長の記者会見が予定されている。対ユーロで弱含んだ米ドルの回復性を注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。