昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは71.8ドルまで0.8%ほど上昇。天然ガスにいたっては10.8%上昇し、3.96ドル台まで値を上げた。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇したゴールドは、一時2,939ドルまで急騰した。
為替市場は、昨日発表された豪・RBA政策金利発表にて、市場コンセンサス通り0.25%の利下げが実施され4.10%となったにも関わらず、豪ドルが対円で下落した。豪ドル円は96.063から96.780まで上昇。時間足20MAをまたいでの値動きが見られた。4時間足ではレジストされている200SMAの上抜けをトライしている最中だ。
本日の指標は、8:50に日・機械受注、日・通関ベース貿易収支、10:00にNZ・RBNZ政策金利と声明発表、10:30に中・新築住宅販売価格、16:00に英・消費者物価指数、英・小売売上高、英・生産者物価指数、17:00に南ア・消費者物価指数、18:00に欧・経常収支、20:00に南ア・小売売上高、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:30に米・住宅着工件数、28:00に米・FOMC議事録公表が発表予定となっている。0.25%利下げが実施された豪ドルの値幅に警戒したい。