先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは70.5ドルまで約1.0%下落。一方の天然ガスは約2.2%上昇し3.72ドル台まで値を上げた。主要貴金属5銘柄はすべてが下落となり、大きく下落したプラチナは、前日から3.6%低下。節目の1,000ドル台は維持しているものの1,011ドルまで下落した。
為替市場は、NZドルが欧州時間から米国時間にかけて最強通貨となった。NZドル円は86.448から87.393まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+2σでのバンドウォークが見られた。4時間足では200EMA付近までローソク足が伸びており、日足では上値抵抗帯となっていた20MAを上抜けつつある状況だ。
本日の指標は、8:50に日・実質GDP一次速報値、9:01に英・ライトムーブ住宅価格、11:30にタイ・実質GDP、13:00にインドネシア・貿易収支、13:30に日・鉱工業生産、日・第三次産業活動指数、19:00に欧・貿易収支、22:15に加・住宅着工件数、22:30に加・国際証券取扱高、23:30に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁が発表予定となっている。米国時間にかけて強含んだNZドルの上伸性に注目したい。