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最弱通貨となった米ドルが米国時間で巻き返すのか方向性を静観か

最弱通貨となった米ドルが米国時間で巻き返すのか方向性を静観か

最弱通貨となった米ドルが米国時間で巻き返すのか方向性を静観か
2025.02.14
本日のポイント
  1. 米・鉱工業生産
  2. 印・卸売物価指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは71.2ドルまで約0.8%上昇。一方の天然ガスは約0.1%低下となり、3.64ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇したパラジウムは、前日から2.98%上昇。1,028ドル台まで回復した。

為替市場は、米国時間で米ドルが最弱通貨となった。ユーロ米ドルは1.0372から1.0466まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇が見られた。4時間足ではボリンジャーバンド+2σまでローソク足が伸びており、日足では今月高値を大きく更新している。このままユーロの勢力が維持されるのか注目したい。

本日の指標は、8:50に日・対内/対外証券投資、9:00にシンガポール・実質GDP、15:30に印・卸売物価指数、16:00に独・卸売物価指数、16:30にスイス・生産者輸入価格、19:00に欧・実質GDP、19:30に露・主要金利、22:30に加・製造業売上高、米・小売売上高、米・輸入物価指数、23:15に米・鉱工業生産、25:00に露・消費者物価指数、29:00に米・ローガン:ダラス連銀総裁の発言が予定されている。最弱通貨となった米ドルが米国時間で巻き返すのか、方向性を静観したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。