昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは73.0ドルまで上昇。天然ガスも同様に上昇しており、前日から1.7%値を上げ3.51ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、唯一上向いたプラチナは、前日から約0.3%上昇。1,035ドルまで値を上げた。
為替市場は、豪ドルが対米ドルで上昇した。豪ドル米ドルは0.6261から0.6301まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足ではボリンジャーバンド+3σまでローソク足が伸びており、日足では今月高値を更新している。このまま豪ドルが対米ドルで上昇していくのか、米国時間での値動きに注目したい。
本日は、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:30に米・消費者物価指数、24:00に英・グリーンMPC委員の発言、米・パウエルFRB議長の議会証言、24:30に米・週間原油在庫、26:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、27:00に米・10年債入札、28:00に米・財政収支、翌7:05に米・ウォラーFRB理事の発言が予定されている。上昇した豪ドルの上値余地を慎重に静観したい。