先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは78.0ドル付近まで上昇。天然ガスにいたっては約13%価格が上昇。4.22ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄は銅以外が上昇した。唯一下落した銅は、前日から約0.5%低下し4.3ドル付近まで値を下げた。
為替市場は、米国時間で日本円が最強通貨となった。クロス円は軒並み低下。ユーロ円は163.177から161.204まで値を下げた。時間足では200SMAに上値をレジストされる形で下落。4時間足ではサポートされていた200EMAを下抜け、200SMAラインまで価格が低下した。日足では先月高値を更新できず上値を切り下げている状況だ。
本日の指標は、6:45にNZ・住宅建設許可、11:00に中・貿易収支、14:30にスウェーデン・予想価格動向、16:00にトルコ・経常収支、17:00にチェコ・小売売上高、18:00にチェコ・経常収支、19:30に印・消費者物価指数、20:00に加・景気先行指数、22:00にフィリピン・経常収支、24:00に米・雇用傾向指数、25:30に米・6ヶ月債入札、28:00に米・財政収支が発表予定となっている。上昇した日本円の持続力に注目したい。