昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは73.3ドルまで約1.7%下落。天然ガスは3.6ドル付近にて方向感に欠ける値動きとなった。主要貴金属5銘柄はパラジウム以外が上昇となり、上昇が目立った銅は、前日から2.4%値を上げ4.29ドル付近での推移となった。
為替市場は、ポンドが欧州時間から米国時間にかけて最弱通貨となった。ポンド円は197.531から195.143まで下落。時間足200SMAのサポートラインを実体足で大きく下抜けた。4時間足では200EMAの下値支持線を突破しており、日足では先月高値を更新することなく反落している。
本日の指標は、16:00に独・鉱工業生産、独・貿易収支、18:00に欧・ECB月例報告、19:00に欧・小売売上高、21:30に米・チャレンジャー人員削減予定数、23:00に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言、23:05に米・コリンズ:ボストン連銀総裁の発言、25:00に英・ブリーデンBOE副総裁の発言、26:45に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、27:35に米・ボウマンFRB理事の発言が予定されている。最弱通貨となったポンドが欧州時間にて回復するのか、反発力に注目したい。