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短縮取引によるボラティリティの低下に注意か

短縮取引によるボラティリティの低下に注意か

短縮取引によるボラティリティの低下に注意か
2024.12.24
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本日のポイント
  1. 米・5年債入札
  2. 日・BOJ議事要旨公表

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは69.5ドルまで低下。天然ガスも同様に下落しており、約3.6%低下し、3.37ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇したパラジウムは、前日から約2.15%上昇し939ドル台まで値を上げた。

為替市場は、豪ドルが対円で上昇した。豪ドル円は97.681から98.235の間で推移。時間足20MAをまたいでの値動きが見られた。4時間足では20MAに下値をサポートされる形で下値を切り上げており、日足ではRSIが50付近にて張り付いている状況だ。このまま豪ドルが対円で上昇を継続させるのか、米国時間での値動きに注目したい。

本日の指標は、8:50に日・BOJ議事要旨公表、9:30に豪・RBA議事録公表、24:00に米・リッチモンド連銀製造業指数、25:30に米・5年債入札が予定されている。本日はクリスマス前日で欧米の主要国が短縮取引となる。ボラティリティが低下するためポジションを通常取引よりも抑えるなど、慎重に臨みたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。