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最弱通貨となった米ドルが米国時間で反発するのか注意か

最弱通貨となった米ドルが米国時間で反発するのか注意か

最弱通貨となった米ドルが米国時間で反発するのか注意か
2024.12.23
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本日のポイント
  1. 加・鉱工業製品価格
  2. 米・耐久財受注

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは69.8ドルまで上昇。一方の天然ガスは約4.2%低下し3.48%台での推移となった。主要貴金属5銘柄はすべてが上昇となり、特に上げ幅の大きかったシルバーは、前日から2.5%上昇し29.7ドルまで値を上げた。

為替市場は、20日に発表された米・11月PCEデフレータが前年比で0.1ポイント上昇し2.3%から2.4%となったにも関わらず、米ドルが米国時間で最弱通貨となった。ユーロ米ドルは1.0343から1.0447まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行し、200EMA付近まで急騰した。日足ではボリンジャーバンド-3σからの反発がしっかりと入っている。

本日の指標は、14:00にシンガポール・消費者物価指数、16;00に英・第3四半期GDP、英・第3四半期経常収支、独・輸入物価指数、17:00に台湾・雇用統計、21:00にメキシコ・貿易収支、22:30に加・GDP、加・鉱工業製品価格、加・原料価格指数、米・耐久財受注、米・シカゴ連銀全米活動指数、24:00に米・消費者信頼感指数、米・新築住宅販売件数、27:00に米・2年債入札が発表予定となっている。最弱通貨となった米ドルが米国時間で反発するのか、方向性を慎重に注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。