昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利横ばい・原油安の相場展開となった。原油WTIは69.1ドルまで下落。一方の天然ガスは4.75%上昇し、3.63ドル台まで値を上げた。主要貴金属5銘柄はすべてが下落となり、特に下げ幅の大きかったシルバーは、前日から1.65%低下し29.0ドル台まで落ち込んだ。
為替市場は、資源国通貨が米国時間で強含んだ。加ドルは円に対し上昇。106.799から109.899まで上昇した。時間足ではRSIが83まで上昇。4時間足では200SMAのレジスタンスラインを大幅に上抜けた。日足では今月安値を更新することなく大きな反発が入った形となった。このまま加ドルの勢力が維持されるのか、米国時間での値動きに注目したい。
本日の指標は、8:30に日・消費者物価指数、13:00にマレーシア・消費者物価指数、16:00に英・小売売上高、英・公共部門ネット負債、独・生産者物価指数、トルコ・消費者信頼感指数、16:45に仏・生産者物価指数、17:30に香港・経常収支、19:30に露・政策金利、22:30に米・個人所得、米・PCEデフレータ、米・ウィリアムズNY連銀総裁の発言、24:00に欧・消費者信頼感指数、米・ミシガン大消費者信頼感指数が発表予定となっている。大幅反発となった加ドル円の上伸性に注意したい。