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下落幅が大きくなったオセアニア通貨の下値余地に注意か

下落幅が大きくなったオセアニア通貨の下値余地に注意か

下落幅が大きくなったオセアニア通貨の下値余地に注意か
2024.12.18
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本日のポイント
  1. 米・FOMC政策金利と声明発表
  2. 米・パウエルFRB議長の発言

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利横ばい・原油安の相場展開となった。原油WTIは節目の70ドルを割り込み69.6ドル台まで下落。一方の天然ガスは約4.3%上昇し、3.34ドル台まで値を上げた。主要貴金属5銘柄はすべてが下落となり、特に下落幅の大きかったパラジウムは、前日比マイナス1.58%の936まで低下した。

為替市場は、オセアニア通貨が終日最弱通貨となったことで、NZドルが上昇した日本円に対し下落。NZドル円は89.297から88.167まで低下した。時間足ではボリンジャーバンド+2σから-2σまで低下しており、4時間足では200EMAに跳ね返されて下落した。日足では20MAが上値抵抗帯となり、反落が入っている。

本日の指標は、16:00に英・消費者物価指数、英・生産者物価指数、英・小売売上高、18:30に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、19:00に欧・消費者物価指数、20:00に英・CBI企業動向調査、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:30に米・住宅着工件数、24:30に米・週間原油在庫、28:00に米・FOMC政策金利と声明発表、28:30に米・パウエルFRB議長の発言が予定されている。下落幅が大きくなったオセアニア通貨の下値余地に注意したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。