先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利横ばい・原油高の相場展開となった。原油WTIは節目の70ドルを回復し70.4ドルまで上昇。一方の天然ガスは約6.5%低下し、3.21ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はすべてが下落となり、特に下げ幅の大きかったパラジウムは、前日から2.8%低下し957ドルまで値を下げた。
為替市場は、13日に発表された米・11月輸出入物価指数が、前年比で輸出/輸入ともに改善したことで、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は152.458から153.794まで上昇。時間足20MAに沿ってのトレンドが見られた。日足ではレジスタンスとなっていた200SMAを実体足で大きく上抜けているため、米国時間での継続した米ドルの動きに注目したい。
本日の指標は、9:01に英・ライトムーブ住宅価格、11:00に中・鉱工業生産、16:15に欧・ラガルドECB総裁の発言、16:30にスイス・生産者輸入価格、17:15に仏・製造業/非製造業PMI、17:30に独・製造業/非製造業PMI、18:00に欧・製造業/非製造業PMI、18:30に英・製造業/非製造業PMI、22:15に加・住宅着工件数、22:30に米・NY連銀製造業景気指数、23:00に加・中古住宅販売件数、23:45に米・製造業/非製造業PMIが発表予定となっている。5日続伸した米ドル円の上値余地に注目したい。