loading
search

失業率改善も対米ドルで下落した豪ドルの反発力に注目か

失業率改善も対米ドルで下落した豪ドルの反発力に注目か

失業率改善も対米ドルで下落した豪ドルの反発力に注目か
2024.12.13
本日のポイント
  1. 米・輸入物価指数
  2. 日・第4四半期日銀短観

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは69.7ドルまで約0.7%低下。一方の天然ガスは3.1%上昇し、3.47ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はそろって下落となり、特に下げ幅の大きかったシルバーは、前日から3.54%低下し30.9ドルまで落ち込んだ。

為替市場は、昨日発表された豪・11月雇用統計にて、失業率が4.1%から3.9%に低下したにも関わらず、豪ドルが対米ドルで下落した。豪ドル米ドルは0.6428まで上昇後に反落。昨日始値の0.6357付近まで下落した。日足では10MAに沿っての下落トレンドが継続しているため、米国時間での豪ドルの反発性に注目したい。

本日の指標は、8:50に日・第4四半期日銀短観、9:01に英・GFK消費者信頼感調査、13:30に日・鉱工業生産、16:00に独・貿易収支、16:00に英・月次GDP、英・製造業生産高、英・貿易収支、16:45に仏・消費者物価指数、19:00に欧・鉱工業生産、22:30に加・製造業売上高、米・輸入物価指数、加・設備稼働率が発表予定となっている。失業率改善も対米ドルで下落した豪ドルの反発力に注目したい。

author

著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。