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失業率悪化せず上昇したスイスフランの上伸性に注目か

失業率悪化せず上昇したスイスフランの上伸性に注目か

失業率悪化せず上昇したスイスフランの上伸性に注目か
2024.12.06
本日のポイント
  1. 日・景気先行指数
  2. 米・ボウマンFRB理事の発言

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは68.2ドルまで低下。天然ガスも同様に小幅下落となり、3.06ドルまで値を下げた。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、下落幅が目立ったパラジウムは、前日から0.81%低下し981ドル台での推移となった。

為替市場は、昨日発表されたスイス・11月雇用統計にて、季節調整済失業率が前月の2.6%と変わらなかったことで、スイスフランが対円で上昇した。フラン円は169.419から171.006まで上昇。時間足ボリンジャーバンド-2σから+3σまでの大きな反発上昇が見られた。日足ではボリンジャーバンド-3σから中心線付近まで価格が回帰している。

本日の指標は、14:00に日・景気先行指数、16:00に独・鉱工業生産、独・貿易収支、英・ハリファックス住宅価格、16:45に仏・貿易収支、仏・経常収支、19:00に欧・第3四半期GDP、22:30に加・雇用統計、米・雇用統計、23:15に米・ボウマンFRB理事の発言、24:00に加・IIvey購買部協会指数、米・ミシガン大消費者信頼感指数、24:30に米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言が予定されている。失業率悪化せず上昇したスイスフランの上伸性に注目したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。