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急落した豪ドルが米国時間で回復するのか静観か

急落した豪ドルが米国時間で回復するのか静観か

急落した豪ドルが米国時間で回復するのか静観か
2024.12.05
本日のポイント
  1. 米・チャレンジャー人員削減予定数
  2. 米・週間原油在庫

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは約2.1%下落し68.6ドルまで低下。一方の天然ガスは約0.2%上昇し3.05付近での推移となった。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、下落幅が目立ったプラチナは、前日から0.5%低下し949ドル台まで落ち込んだ。

為替市場は、豪ドルが対米ドルで下落した。豪ドル米ドルは0.6488から0.6401まで下落。時間足ボリンジャーバンド-3σに沿っての急落が見られた。4時間足でも同様の値動きが見られ、日足では今年8月の急落時以来の安値水準となっている。このままオセアニア通貨が対米ドルで軟化していくのか、米国時間での値動きに注意したいところだ。

本日の指標は、9:30に豪・貿易収支、10:30に日・中村日銀審査員の発言、15:45にスイス・失業率、16:00に独・製造業受注、16:45に仏・鉱工業生産、仏・製造業生産指数、18:30に英・建設業‘PMI、19:00に欧・小売売上高、21:30に米・チャレンジャー人員削減予定数、22:30に加・貿易収支、米・新規失業保険申請件数、米・貿易収支、24:00に加・Ivey購買部協会指数、24:30に米・週間原油在庫が発表予定となっている。急落した豪ドルが米国時間で回復するのか、指標発表に注意しつつ静観したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。