昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利横ばい・原油高の相場展開となった。原油WTIは節目の70ドルを回復し70.1ドルまで上昇。一方の天然ガスは4%以上下落となり、3.04ドルまで低下した。主要貴金属5銘柄はパラジウムのみが上昇となり、唯一下落したパラジウムは、前日から1.3%低下し981ドル台で推移した。
為替市場は、ユーロが対豪ドルで行って来いとなった。ユーロ豪ドルは1.6171から1.6248の間で推移。時間足20MAをまたいでの方向感にかける展開となった。4時間足でも同様の値動きが見られ、日足では200SMAに上値をレジストされている状況だ。一方で本日のアジア時間ではユーロが強含んでいるため、欧州時間での値動きに注意したい。
本日の指標は、18:00に欧・サービス業PMI、英・ベイリーBOE総裁の発言、18:30に英・サービス業PMI、19:00に欧・生産者物価指数、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:15に米・ADP雇用統計、22:30に加・第3四半期労働生産性指数、欧・ラガルドECB総裁の発言、22:45に米・ムサレム:セントルイス連銀総裁の発言、23:00に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、24:00に米・ISM非製造業景気指数、27:40に米・パウエルFRB議長の発言が予定されている。揉み合ったユーロ豪ドルがブレイクするのか、方向性を慎重に見極めたい。