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下落しているユーロ円が米国時間で回復するのか反発力に注目か

下落しているユーロ円が米国時間で回復するのか反発力に注目か

下落しているユーロ円が米国時間で回復するのか反発力に注目か
2024.12.03
本日のポイント
  1. 米・JOLTS求人
  2. 米・クーグラーFRB理事の発言

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは68.2ドルまで低下。一方の天然ガスは約0.95%上昇し、3.1ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はすべてが上昇となり、大きく上昇したシルバーは、前日から2.0%上昇。30.7ドルまで値を上げた。

為替市場は、日本円が米国時間にかけて最強通貨となった。最弱通貨となったユーロに対し、円が上昇。ユーロ円は158.634から156.392まで下落。時間足20MAに沿っての下落が継続した。4時間足では10MAに沿っての下落トレンドが発生しており、RSIが32まで低下している。このままユーロが対円で下伸していくのか、方向性に注意したい。

本日の指標は、9:30に豪・第3四半期経常収支、16:30にスイス・消費者物価指数、16:30にハンガリー・GDP確報値、16:45に仏・財政収支、17:00にブラジル・IPC-Fipe消費者物価指数、18:00に南ア・GDP、21:00にブラジル・GDP、24:00に米・JOLTS求人、26:35に米・クーグラーFRB理事の発言、29:45に米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言が発表予定となっている。下落しているユーロ円が米国時間で回復するのか、反発力に注目したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。