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進行した円高が米国時間でも継続するのか方向性を静観か

進行した円高が米国時間でも継続するのか方向性を静観か

進行した円高が米国時間でも継続するのか方向性を静観か
2024.11.27
本日のポイント
  1. 豪・消費者物価指数
  2. 独・GFK消費者信頼感調査

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは68.6ドルまで低下。一方の天然ガスは前日から約0.6%上昇し、3.44ドル付近まで値を上げた。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく下落したプラチナは前日から1.1%低下し、930ドル台まで落ち込んだ。

為替市場は、アジア時間から円買いが進行し、終日円高相場となった。豪ドル円は100.267から98.862まで下落。時間足20MAに沿っての下落が見られた。4時間足ではボリンジャーバンド-3σまで価格が低下しており、日足では200SMAがレジスタンスとなり、今月安値を更新している。

本日の指標は、9:30に豪・消費者物価指数、10:00にNZ・RBNZ政策金利と声明発表、11:00にNZ・オアRBNZ総裁の記者会見、18:30に独・GFK消費者信頼感調査、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、メキシコ・貿易収支、22:30に米・新規失業保険申請件数、米・実質GDP、米・卸売在庫、米・耐久財受注、23:45に米・シカゴ購買部協会景気指数、24:00に米・個人所得、米・PCEデフレーター、25:00に露・雇用統計が発表予定となっている。進行した円高が米国時間でも継続するのか、方向性を慎重に見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。