昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは70.1ドルまで上昇。天然ガスも同様に上昇し、3.50ドルまで値を上げた。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく続伸したゴールドは、前日から1.06%上昇し2,689ドルを回復した。
為替市場は、日本円が終日最強通貨となった。米ドル円は155.513から153.910まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では75MA直下まで価格が落ち、日足ではボリンジャーバンド+2σから20MAまでの回帰が見られた。このまま日本円が強含んでいくのか、米国時間での指標発表と照らし合わせつつ注視したい。
本日の指標は、16:00に英・小売売上高、独・第3四半期GDP、17:15に仏・製造業/サービス業PMI、17:30に独・製造業/サービス業PMI、18:00に欧・製造業/サービス業PMI、18:30に英・製造業/サービス業PMI、21:40にスイス・シュレーゲルSNS総裁の発言、22:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、22:30に加・小売売上高、23:45に米・製造業/サービス業PMIが発表予定となっている。上向いた日本円の勢力が維持されるのか、米国時間での値動きに注目したい。