昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは68.9ドルまで低下。一方の天然ガスは6.6%上昇し、3.41ドル台まで値を上げた。主要貴金属5銘柄はゴールド以外が下落となり、唯一上昇したゴールドは前日から0.49%値を上げ、2,653ドル台まで回復した。
為替市場は、昨日発表された英・10月消費者物価指数(CPI)が、前年比で前月の1.7%から2.3%に上昇したことで、ポンドが対円で往って来いとなった。ポンド円は195.912から197.760の間で推移。時間足20MAをまたいでの値動きとなった。日足では20MA直下からの下落となりつつあるため、欧州時間での値動きに注意したい。
本日の指標は、14:10に日・植田日銀総裁の発言、17:00に豪・ブロックRBA総裁の発言、20:00に英・CBI企業動向調査、トルコ・TCMB政策金利と声明発表、22:30に加・鉱工業生産、加・原料価格指数、米・新規失業保険申請件数、米・フィラデルフィア連銀景況指数、22:45に米・ハマック:クリーブランド連銀総裁の発言、23:00に英・マンMPC委員の発言、24:00に米・景気先行指数、米・中古住宅販売件数が発表予定となっている。英CPI上昇で動いたポンドの動向をしっかりと静観したい。