昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利高・原油横ばいの相場展開となった。原油WTIは68.2ドル付近で推移。天然ガスも同様に2.9ドル台での横ばい推移となった。主要貴金属5銘柄はシルバー以外が下落となり、特に下げ幅の大きかったパラジウムは、前日から2.1%低下し953ドル台まで値を下げた。
為替市場は、昨日発表された英・10月雇用統計にて、失業率が前月の4.7%と変わらなかったことで、ポンドが対円で小反落した。ポンド円は198.054から196.887まで下落。時間足20MAを跨いでの値動きが見られた。4時間足では20MAに上値をレジストされており、日足ではサポートされている20MAを下抜けるかの様相だ。
本日の指標は、8:00に韓・雇用統計、8:50に日・国内企業物価、9:30に豪・企業賃金、15:30に仏・雇用統計、19:00に欧・鉱工業生産、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:30に米・消費者物価指数、米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、23:30に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、25:00に露・消費者物価指数、28:00に米・財政収支が発表予定となっている。英・失業率ステイにて下落したポンド円の下値余地に警戒したい。