昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは節目の70ドルを割り込み68.1ドルまで下落。一方の天然ガスは約4.3%上昇し、2.94ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はすべてが下落となり、特に下げ幅の大きかったゴールドは、前日から約1.9%低下し、2,623ドル台での推移となった。
為替市場は、休場となった中、米ドルが米国時間で強含んだ。米ドル円は152.612から153.958まで上昇。時間足20MAに下値を支持される形で上昇した。4時間足では20MAを下回ることなく上昇しており、日足では20MAよりも浅く10MAタッチでの反発が見られているため、米国時間で米ドルのさらなる上昇が見られるのか注視したい。
本日の指標は、8:30に豪・ウェストパック消費者信頼感指数、8:50に日・マネーストック、9:30に豪・NAB企業景況感、16:00に英・失業率、欧・消費者物価指数、19:00に独・ZEW現況指数、19:30に印・鉱工業生産、20:00に米・NFIB中小企業楽観指数、21:00にブラジル・小売売上高、23:30に加・建設許可件数、24:00に米・ウォラーFRB理事の発言、25:30に米・3ヶ月債入札が発表予定となっている。休場下で上昇した米ドルの上値余地に注目したい。