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米債券市場休場で米国時間でのボラティリティ拡大に警戒か

米債券市場休場で米国時間でのボラティリティ拡大に警戒か

米債券市場休場で米国時間でのボラティリティ拡大に警戒か
2024.11.11
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本日のポイント
  1. チェコ・消費者物価指数
  2. スウェーデン・予想価格動向

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは70.0ドルまで低下。一方の天然ガスは2.81ドルまで上昇している。主要貴金属5銘柄はすべてが下落となり、特に下げ幅の大きかったパラジウムは、前日比マイナス2.20%の999ドル台での推移となった。

為替市場は、オセアニア通貨が終日最弱となった。豪ドル円は102.267から100.147まで低下。2円以上の下落となった。4時間足ではボリンジャーバンド+2σから-2σまで急降下し、日足では20MA直下まで価格が下落している。このまま豪ドルの軟化が継続するのか、米国時間での方向性に注意したい。

本日の指標は、8:50に日・貿易収支、日・経常収支、日・日銀金融決定会合主要意見公表、14:00に日・景気ウォッチャー調査、14:30にスウェーデン・予想価格動向、16:00にノルウェー・消費者物価指数、トルコ・鉱工業生産、トルコ・失業率、17:00にチェコ・消費者物価指数、21:00にメキシコ・鉱工業生産が発表予定となっている。なお本日は米国の債券市場が休場となるため、米国時間でのボラティリティ拡大に警戒したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。