昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって続伸となり、株高・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは71.7ドルまで反発。一方の天然ガスは約1.7%低下し2.70ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はパラジウム以外が上昇となり、特に上げ幅の大きかった銅は、前日から1.5%反発し4.38ドル台まで回復した。
為替市場は、一昨日から一転オセアニア通貨が最強通貨となった。豪ドル円は101.296から102.397まで上昇。時間足20MAが下値サポートとして機能した。4時間足ではボリンジャーバンド+2σに沿って上昇しており、日足では密集していた長短移動平均線から乖離する形で上昇している。
本日の指標は、11:30に英・ブリーデンBOE副総裁の発言、14:00に日・景気先行指数、16:45に仏・貿易収支、仏・経常収支、21:15に英・ピルMPC理事の発言、22:30に加・雇用統計、24:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数、25:00に米・ボウマンFRB理事の発言、28:30に米・ムサレム:セントルイス連銀総裁の発言が発表予定となっている。米大統領選から一夜明け反発上昇したオセアニア通貨の上値余地に注目したい。