昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油横ばいの相場展開となった。原油WTIは71.4ドル付近で推移。天然ガスは約4.3%下落し2.6ドル付近で推移。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく低下したパラジウムは前日から約3.01%低下し1,055ドル付近まで価格が下落している。
為替市場は、豪・RBA政策金利発表にて政策金利が前回と変わらず4.35%に据え置かれたことで、豪ドルが最強通貨となった。豪ドルは100.056から100.924まで上昇。時間足10MAに沿っての上昇となった。4時間足ではボリンジャーバンド+2σまで価格が伸びている。日足では移動平均線が密集している最中のため、方向性に注意したい。
本日の指標は、8:50に日・BOJ議事要旨公表、16:00に独・製造業受注、17:50に仏・非製造業PMI、17:55に独・非製造業PMI、18:00に欧・非製造業PMI、18:30に英・建設業PMI、19:00に欧・生産者物価指数、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、23:00に欧・ラガルドECB総裁の発言、24:00に加・Ivey購買部協会指数、24:30に米・週間原油在庫、27:00に米・30年債入札が発表予定となっている。RBA据え置きで上昇した豪ドル円の上値余地に注目したい。