先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄が揃って上昇となり、株高・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは節目の70ドルを維持しつつ70.7ドルまで低下。天然ガスにいたっては4%以上下落し、2.59ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、上昇が目立ったプラチナは前日から約0.9%上昇。1,006ドル付近まで値を上げた。
為替市場は、1日に発表された英・10月製造業PMIが前月の50.3から49.9に低下したにも関わらず、ポンドが米国時間で最強通貨となった。ポンド円は195.754から198.334まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足ではRSI30からの反発となっており、日足では20MAタッチでの反発が入っている状況だ。
本日の指標は、16:00にトルコ・消費者物価指数、17:00にブラジル・消費者物価指数、ハンガリー・製造業PMI、17:50に仏・製造業PMI、17:55に独・製造業PMI、18:00に欧・製造業PMI、18:30に欧・ユーロ圏投資家センチメント指数、19:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、24:00に米・製造業受注指数、27:00に米・3年債入札、29:00にNZ・RBNZ金融安定報告書公表が予定されている。米国時間で強含んだポンドの上値余地に注意したい。