昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利横ばい・原油安の相場展開となった。原油WTIは節目の70ドルを下振れ67.5ドルまで低下。天然ガスにいたっては約5.9%値を下げ、2.83ドル台まで低下している。主要貴金属5銘柄はすべてがプラスとなり、パラジウムは約3%上昇。1,235ドル付近まで値を上げた。
為替市場は、スイスフランが米国時間終盤で最強通貨となった。フラン円は175.752から177.213まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足では10MAに下値をサポートされながら反発しており、日足ではボリンジャーバンド+2σまで価格が伸びてきている。
本日の指標は、8:30に日・雇用統計、15:00に南ア・マネーサプライ、16:00にスウェーデン・実質GDP、独・GFK消費者信頼感調査、18:30に英・消費者信用残高、英・マネーサプライ、21:00に南ア・貿易収支、21:30に米・卸売在庫、22:00に米・住宅価格指数、米・S&Pケースシラー住宅価格、23:00に米・JOLTS求人件数、米・コンファレンスボード消費者信頼感指数、27:00にスイス・シュレーゲルSNB総裁の発言が予定されている。要人発言を控えたスイスフランの動向を慎重に見極めたい。