loading
search

米国時間にて最弱通貨となった加ドルの反発余地に注目か

米国時間にて最弱通貨となった加ドルの反発余地に注目か

米国時間にて最弱通貨となった加ドルの反発余地に注目か
2024.10.21
NEW
本日のポイント
  1. 米・6ヶ月債入札
  2. フィリピン・企業セクター賃金

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは節目の70ドルを割り込み68.8ドルまで低下。天然ガスにいたっては4.30%低下し2.25ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はすべてが大幅上昇となり、パラジウムは前日から4.07%上昇。1,085ドルまで値を上げた。

為替市場は、欧州時間から米国時間にかけて米国通貨が弱含んだ。加ドルが最弱通貨となり、加ドル円は108.901から108.217まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では20MAのサポートラインを下抜け75MA直下まで低下。日足では1週間以上75MA直下の同水準にて横ばい推移をしている。

本日の指標は、8:01に英・ライトムーブ住宅価格、10:00に中・ローンプライムレート、15:00に独・生産者物価指数、17:00にフィリピン・鉱工業生産、21:15に米・ローガン:ダラス連銀総裁の発言、23:00に米・景気先行指数、23:30にトルコ・中央政府債務、24:30に米・6ヶ月債入札、26:00に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言が予定されている。米国時間にて最弱通貨となった加ドルの反発余地に注目したい。

author

著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。