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失業率が0.1ポイント改善し上昇した豪ドルの上伸性を注視か

失業率が0.1ポイント改善し上昇した豪ドルの上伸性を注視か

失業率が0.1ポイント改善し上昇した豪ドルの上伸性を注視か
2024.10.18
本日のポイント
  1. 日・消費者物価指数
  2. 英・小売売上高

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは一時70.6ドルを回復。現在は70.2ドル付近で推移している。天然ガスは0.7%低下し2.35ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、ゴールドは史上最高値更新し、2,712ドルまで急騰している。

為替市場は、昨日発表された豪・9月雇用統計にて、失業率が前月の4.2%から4.1%に改善したことで、豪ドルが対円で上昇した。豪ドル円は99.579から100.682まで上昇。時間足20MA下位から上位へと躍り出た。4時間足ではボリンジャーバンド+2σに向けての上昇が見られた一方、日足では200SMA直下での横ばい移動が1週間以上継続している。

本日の指標は、日・消費者物価指数、8:50に日・対外/対内証券投資、10:30に中・新築住宅販売価格、11:00に中・実質GDP、中・鉱工業生産、15:00に英・小売売上高、17:00に欧・経常収支、17:30に香港・雇用統計、18:00に欧・建設業生産高、21:30に米・住宅着工件数、22:30に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、23:00に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、25:10に米・ウォラーFRB理事の発言が予定されている。失業率が0.1ポイント改善し上昇した豪ドルの上伸性を注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。