昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは3.70%低下し71.7ドルまで下落。天然ガスにいたっては4.8%下落し、2.46ドルまで値を下げた。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇したプラチナは、前日から1.9%上振れ1,004ドル台まで伸びた。
為替市場は、米国債券市場が休場となる中、米ドルが米国時間で最強通貨となった。米ドル円は148.909から149.968まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+2σに沿って伸びた。4時間足では20MAが下値サポートとして機能しており、日足ではレジスタンスとして位置していた200EMAを実体足で上抜けている。
本日の指標は、13:30に日・鉱工業生産、15:00にスウェーデン・消費者物価指数、英・雇用統計、15:45に仏・消費者物価指数、18:00に独・ZEW景況感指数、欧・ZEW景況感指数、18:30に南ア・SACCI景況感指数、21:30に加・消費者物価指数、米・NY連銀製造業景気指数、加・卸売売上高、24:30に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言、26:00に米・クーグラーFRB理事の発言が予定されている。米国時間で躍進した米ドルが伸び続けるのか、方向性に注目したい。