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RBNZ0.5%利下げにて下落したNZドル円の方向性に警戒か

RBNZ0.5%利下げにて下落したNZドル円の方向性に警戒か

RBNZ0.5%利下げにて下落したNZドル円の方向性に警戒か
2024.10.10
本日のポイント
  1. 米・消費者物価指数
  2. トルコ・雇用統計

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは73.7ドルまで低下。天然ガスも同様に下落となり、前日から2.4%低下し2.64ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇したパラジウムは前日から3.5%上昇し、1,057ドルまで値を上げた。

為替市場は、昨日NZ・RBNZ政策金利発表が行われ、政策金利が5.25%から0.5ポイント引き下げられ4.75%となったことで、NZドルが対円で下落した。NZドル円は91.025から90.105まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では200EMA直下まで値が落ちており、日足では200SMAに上値を抑えられている。本日の米国時間でもNZドルが軟化するのか警戒したい。

本日の指標は、8:50に日・国内企業物価、日・対外/対内証券投資、15:00にノルウェー・消費者物価指数、16:00にトルコ・雇用統計、トルコ・鉱工業生産、20:30に欧・ECB理事会議事要旨公表、21:00にブラジル・小売売上高、21:30に米・消費者物価指数、米・新規失業保険申請件数、22:15に米・クックFRB理事の発言、22:30に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、26:00に米・30年債入札が発表予定となっている。RBNZ0.5%利下げにて下落したNZドル円の方向性に十分警戒したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。