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株安米ドル安となった通貨強弱が指標発表にて変化するのか静観か

株安米ドル安となった通貨強弱が指標発表にて変化するのか静観か

株安米ドル安となった通貨強弱が指標発表にて変化するのか静観か
2024.09.04
本日のポイント
  1. 中国・財新PMI
  2. 米・耐久財受注

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって大幅下落となり、株安・金利安・原油安のトリプル安相場となった。原油WTIは節目の70ドルを割り込み5.3%低下。69.6ドルとなった。天然ガスは1.2%上昇し、2.19ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はすべてが下落となり、特に下げ幅の大きかったパラジウムは、前日から3.3%低下し938ドルとなった。

為替市場は、昨日発表された米・8月ISM製造業景気指数が、前月の46.8から47.2に改善したにも関わらず、米ドルが対円で下落した。米ドル円は147.216から145.119まで低下。時間足20MAP上位から下位へと移行した。日足では20MAタッチからの反落となっており、ダウントレンドが継続している状況だ。

本日の指標は、10:30に豪・実質GDP、10:45に中国・財新PMI、14:00に印・サービス業PMI、16:50に仏・非製造業PMI、16:55に独・非製造業PMI、17:00に仏・サービス製造業PMI、17:30に英・サービス製造業PMI、18:00に欧・生産者物価指数、19:00に南ア・BER企業信頼感指数、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:00にブラジル・鉱工業生産、21:30に加・国際商品貿易、21:30に米・貿易収支、22:45に加・BOC政策金利と声明発表、23:00に米・JOLTS求人、米・製造業受注、23:30に加・マックレムBPC総裁の記者会見、27:00に米・ベージュブックが発表予定となっている。株安米ドル安となった通貨強弱が指標発表にて変化するのか、慎重に静観したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。