昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄が祝日により休場となり、金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは73.9ドルまで約1.1%上昇。天然ガスは約0.4%下落し2.1ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はパラジウム以外が下落となり、唯一上昇したパラジウムは、前日から0.5%上昇し968ドル台まで値を上げた。
為替市場は、昨日発表された豪・7月住宅建設許可が前月のマイナス6.5%からプラス10.4%に改善したことで、豪ドルが対円で上昇した。豪ドル円は989.544から99.864まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが確認された。しかしながら本日のアジア時間では昨日の上昇幅を相殺しつつあるため、ボラティリティの高まりに警戒したい。
本日の指標は、8:00に韓・消費者物価指数、8:01に英・BRC既存店売上高、8:50に日・マネタリーベース、10:30に豪・経常収支、15:30にスイス・消費者物価指数、15:45に仏・財政収支、16:00にスイス・第2四半期実質GDP、トルコ・消費者物価指数、18:30に南ア・実質GDP、21:00にメキシコ・雇用統計、ブラジル・実質GDP、22:45に米・PMI購買担当者景気指数、23:00に米・建設支出、米・ISM製造業景気指数、25:45に独・ナーゲル独連銀総裁の発言が予定されている。豪住宅建設許可好調で上昇した豪ドルの上伸性に注目したい。