先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは2.8%低下し73.6ドルまで下落。天然ガスは2.1ドル台での横ばい推移となった。主要貴金属5銘柄はすべてが下落となり、大きく低下したシルバーは前日から1.8%低下。28.8ドル付近まで値を下げた。
為替市場は、日本円が米国時間で弱含み最弱通貨となった。強含んでいた加ドルに対し円が大きく低下。加ドル円は107.277から108.519まで上昇した。加ドル円は時間足ボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが確認され、日足では20MAのレジスタンスラインを上抜け、RSIが急上昇している最中だ。
本日の指標は、8:50に日・第2四半期設備投資、9:30にインドネシア・製造業PMI、韓・製造業PMI、マレーシア・製造業PMI、10:30に豪・住宅建設許可、10:45に中・財新製造業PMI、13:00にインドネシア・消費者物価指数、15:30にスイス・製造業PMI、16:50に・製造業PMI、16:55に独・製造業PMI、17:00に欧・製造業PMI、17:30に英・製造業PMIが発表予定となっている。月末円売りとなった日本円が月初に回復するのか、慎重に見極めたい。