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週末の通貨強弱が特徴的なものとなるのか方向性を注視か

週末の通貨強弱が特徴的なものとなるのか方向性を注視か

週末の通貨強弱が特徴的なものとなるのか方向性を注視か
2024.08.23
本日のポイント
  1. 米・パウエルFRB議長の発言
  2. 加・小売売上高

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは73.0ドルまで約1.5%反発。一方の天然ガスは5.8%落ち込み2.1ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はすべてが下落となり、特に下げ幅の大きかったパラジウムは前日から2.7%下落し、915ドル台まで落ち込んだ。

為替市場は、米ドルが米国時間にかけて上昇。最強通貨となった。昨日発表された米・7月中古住宅販売件数が市場予想の393万件に対し395万件となったことで、米ドル円は144.843から146.505まで上昇した。時間足では20MA下位から上位へ移行しており、4時間足でも同様の値動きとなっている。このまま欧州時間にかけて米ドルが強含んでいくのか注目したい。

本日の指標は、8:01に英・GFK消費者信頼感調査、8:30に日・消費者物価指数、14:00にシンガポール・消費者物価指数、15:45に仏・企業景況感、17:00に台湾・鉱工業生産、21:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、21:30に加・小売売上高、23:00に米・新築住宅販売件数、米・パウエルFRB議長の発言、24:00に英・ベイリーBOE総裁の発言、25:30に米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言が発表予定となっている。週末の通貨強弱が特徴的なものとなるのか、方向性を注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。