昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは71.8ドルまで約1.5%低下。一方の天然ガスは約5.4%上昇し、2.3ドルまで値を上げた。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇したパラジウムは、前日から2.7%上昇。942ドルを回復した。
為替市場は、ポンドが米国時間にかけて最強通貨となった。ポンド円は188.923から190.704まで上昇。時間足200SMAが下値サポートとなり反発した。4時間足では20MAに沿っての方向感に欠ける展開となっており、日足では20MAが上値をレジストしている状況だ。欧州時間にかけて日足レジスタンスラインを上抜けるのか注目したい。
本日の指標は、8:50に日・対外/対内証券投資、12:00にインドネシア・経常収支、13:00にマレーシア・消費者物価指数、14:00に印・製造業PMI、15:00にノルウェー・実質GDP、16:00にトルコ・消費者信頼感指数、16:15に仏・製造業/サービス業PMI、16:30に独・製造業/サービス業PMI、17:00に欧・製造業/サービス業PMI、17:30に英・製造業/サービス業PMI、21:30に米・新規失業保険申請件数、22:45に米・PMI購買担当者景気指数、23:00に米・中古住宅販売件数が発表予定となっている。反発しているポンド円の方向性を慎重に見極めたい。