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欧HICPステイにて対米ドルで上昇したユーロの方向性を注視か

欧HICPステイにて対米ドルで上昇したユーロの方向性を注視か

欧HICPステイにて対米ドルで上昇したユーロの方向性を注視か
2024.08.21
本日のポイント
  1. 加・鉱工業製品価格
  2. 米・週間原油在庫

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは73.1ドルまで下落。天然ガスも同様に下落し、2.1%値を下げ2.1ドル台での推移となった。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、上昇が目立ったゴールドは、前日から0.48%値を上げ節目の2,500ドルを突破。2,515ドルまで上昇した。

為替市場は、昨日発表された欧・7月消費者物価指数(HICP)の確報値が、前年比で前月の2.6%と変わらなかったことで、ユーロが対米ドルで上昇した。ユーロ米ドルは1.1071から1.1131まで上昇。時間足20MAに沿ってのトレンドが発生した。4時間足ではボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが確認され、日足では3日続伸している状況だ。

本日の指標は、8:50に日・通関ベース貿易収支、9:30に豪・westpac景気先行指数、15:00に英・公共部門ネット負債、16:00にタイ・中銀政策金利、17:00に南ア・消費者物価指数、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に加・鉱工業製品価格、加・原料価格指数、23:30に米・週間原油在庫、26:00に米・20年債入札、27:00に米・FOMC議事録公表が発表予定となっている。欧HICPステイにて対米ドルで上昇したユーロの方向性を注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。