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独・消費者物価指数確報値発表により弱含んだユーロの動向に注意か

独・消費者物価指数確報値発表により弱含んだユーロの動向に注意か

独・消費者物価指数確報値発表により弱含んだユーロの動向に注意か
2024.08.12
本日のポイント
  1. 加・住宅建設許可
  2. 印・鉱工業生産

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利横ばい・原油高の相場展開となった。原油WTIは77.0ドルまで1.3%ほど上昇。天然ガスも同様に上昇し、2.16ドルまで回復した。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、前日に回復していたパラジウムは1.6%反落。節目の900ドルを割り込み893ドルまで落ち込んだ。

為替市場は、9日に発表された独・7月消費者物価指数(HICP)が、前年比で前月の2.6%と変わらなかったことで、ユーロが対円で弱含んだ。ユーロ円は161.375から159.818まで下落。時間足75MAを下抜けての下落となった。4時間足では20MA直下に位置しており、日足ではRSI30からの反落となっているため、欧州時間での値動きに注意したい。

本日の指標は、13:30にスウェーデン・予想動向価格、16:00にトルコ・雇用統計、チェコ・消費者物価指数、21:00に印・消費者物価指数、21:00にメキシコ・消費者信頼感指数、印・鉱工業生産、21:30に 露・貿易収支、24:30に米・6ヶ月債入札、27:00に米・財政収支が発表予定となっている。独・消費者物価指数確報値発表により弱含んだユーロの動向に注意したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。