昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄が下落となり、株安・金利横ばい・原油安の相場展開となった。原油WTIは77.2ドルまで続落。天然ガスも同様に下落となり、前日から4.3%低下。2.18ドルまで値を下げた。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、上昇が目立ったパラジウムは、前日から2.1%上昇し911ドル台まで回復した。
為替市場は、一昨日に引き続いて日本円が強含んだ。最弱通貨となったオセアニア通貨に対し、円が上昇。豪ドル円は104.354から102.875まで下落した。豪ドル円は時間足10MAに沿っての下落が継続し、4時間足ではボリンジャーバンド-2σに沿ってのバンドウォークが確認された。さらに本日のアジア時間でも下値を掘り下げている。
本日の指標は、13:00にマレーシア・消費者物価指数、14:00に印・製造業/サービス業PMI、15:00に独・GFK消費者信頼感指数、16:15に仏・製造業/サービス業PMI、16:30に独・製造業/サービス業PMI、17:00に南ア・消費者物価指数、17:00に欧・製造業/サービス業PMI、17:30に英・製造業/サービス業PMI、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に米・卸売在庫、22:45に米・PMI購買担当者景気指数、加・BOC政策金利と声明発表、23:00に米・新築住宅販売件数、23:30に加・マックレムBOC総裁の記者会見が予定されている。下落著しいクロス円の下値余地に十分注意したい。