loading
search

週明けに見られた円高傾向が継続するのか注視か

週明けに見られた円高傾向が継続するのか注視か

週明けに見られた円高傾向が継続するのか注視か
2024.07.23
本日のポイント
  1. 米・リッチモンド連銀製造業指数
  2. トルコ・消費者信頼感指数

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは78.2ドルまで低下。一方の天然ガスは5.9%上昇し、2.2ドルまで値を上げた。主要貴金属5銘柄はすべてが下落となり、大きく低下したパラジウムは、前日から2.3%下落し959ドル台まで落ち込んだ。

為替市場は、アジア時間終盤から米国時間にかけて、日本円が最強通貨となった。豪ドル円は105.421から103.977まで下落。時間足20MAに沿っての下落トレンドとなった。4時間足では10MAに上値をレジストされ、日足ではボリンジャーバンド-2σまで価格が下落している。日足RSIは33まで低下しているため、欧州時間での継続した下落に注意したい。

本日の指標は、14:00にシンガポール・消費者物価指数、15:00に日・工作機械受注、16:00にトルコ・消費者信頼感指数、17:00に台湾・鉱工業生産、20:00にトルコ・TCMB中銀政策金利と声明発表、21:00にハンガリー・中銀政策金利と声明発表、23:00に欧・消費者信頼感指数、米・リッチモンド連銀製造業指数、米・中古住宅販売件数、26:00に米・2年債入札が発表予定となっている。週明けに見られた円高が継続するのか、慎重に注視したい。

author

著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。