先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株安・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは81.5ドルまで3%下落。一方の天然ガスは11%上昇し、1.97ドルとなった。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇した銅は前日から2%値を上げ、4.51ドル付近で推移している。
為替市場は、終日スイスフランが強含んだ。フラン円は169.302から170.713まで上昇。先月21日振りに170円台をタッチした。本日のアジア時間では失速し、169.6355付近で推移している。4時間足ではRSIが70を超過しダイバージェンスが見られ、日足では順当にRSIが57付近でバッファを残している。欧州時間でスイスフランが対円にて強含むのか、静観したい。
本日の指標は、8:01に英・ライトムーブ住宅価格、16:00にトルコ・消費者信頼感指数、17:00にフィリピン・鉱工業生産、19:00に英・CBI企業動向調査、21:00にメキシコ・経済活動指数、21:30に加・鉱工業製品価格、加・原料価格指数、米・シカゴ連銀全米活動指数、24:30に欧・ラガルドECB総裁の発言、米・6ヶ月債入札、30:00に韓・生産者物価指数上昇率が発表予定となっている。終日最強通貨となったスイスフランの動向を慎重に見極めたい。